あなたにとっての『演技』ってなんだろう?
『その人にとっての良い芝居って、なんだろう?』
演技を教える中で、よく考えることがあります。
芝居を学びに来る方の目的は、本当にさまざまです。
プロの役者として仕事にしていきたい方。
もっと自由に自分を表現できるようになりたい方。
日常のリフレッシュとして。
老後の楽しみとして。
あるいは、社会人としてのプレゼンテーション力を磨きたいという方もいらっしゃいます。
同じ『芝居』でも、目指す場所は人それぞれ違います。
もちろん、演技には基礎(土台)があります。
呼吸や発声、身体の使い方、相手との関係の築き方。脚本の読み解き方。心の使い方。
その他さまざまに、大切にされてきたものです。
でも、その基礎をどう活かすかは、その人の目的によって変わってもいいのではないでしょうか。
いや、むしろ変わって然るべきだと思います。
仕事として更に上のステージを目指す人と、心をほぐす時間として芝居に触れる人。
同じトレーニングでも、必要な導き方やサポートの仕方は変わってきます。
また、芝居を通して育まれるものは、演技力
だけではありません。
自分の感情に気づく力。
相手を想像する力。
場の空気を感じ取る力。
言葉に思いを乗せる力。
そして、挑戦する勇気。
どれも、その人の人生に役立つものです。
だからこそ私たちは
『演技とはこうあるべき』
と一つの型に当てはめるのではなく
あなたが、どんな目的地を目指しているのかを、まず一緒に見つめたいと思っています。
芝居は、誰かと比べるためのものではなく、
その人の人生を少し豊かにするためのもの。
もし、あなたが
役者として本気で挑戦したい
もっと自由に表現できる自分になりたい
人前で話すことに自信を持ちたい
新しい自分に出会ってみたい
そう感じているなら、芝居はきっと力になってくれます。
そして、コーチである私たちもまた、一つの正解を押しつけるのではなく、
それぞれの目的に寄り添える存在、サポートの仕方を変えていける存在でなければいけない。そう思っています。
芝居は、生業にしなければいけないものだけではありません。
あなたのこれからにつながるものです。
それがきっと
『あなたにとっての良い芝居』
になるのだと思います。
あなたは、芝居を通して何を得たいですか?