『個性』ってなんだ?~前編~
個性って、役者は結構悩むポイントですね。
個性のためにはまず、普通を知ることが大切です。
普通と個性は、どちらか一方が大事なのではなく、両方必要です。
まず「普通」というのは、時代や世代によって変わる、大多数や一般的な感覚のことです。
昔は、駅のホームでタバコが吸えたり、
友達の家に電話して遊びに誘ったりするのが普通でした。
でも今は、それが普通ではありません。
普通は、いつも同じ形をしているものではなく、その時代ごとに変わっていくものです。
台本が変われば、普通も変わります。
監督が変われば、求められる普通も変わります。
だから、普通を知っておくことは大切です。
その現場、その作品に合わせられるようになるからです。
そして、普通をちゃんとやったうえで、そこから少しずれたとき。
そのずれが、個性と呼ばれるようになります。
後半では、個性について考えてみましょう。