【読解は”正解探し”じゃない?!--真実は人の数だけある】
読解って聞くと身構えてしまいますよね。
正解を導き出さなきゃってプレッシャーを感じると思います。
でもそれって当たり前なんです。
だって、テストで良い点を取るために今まで頑張ってきたんだから。
お疲れ様です。
それはそれで必要な力ですから、大事に持っててくださいね。
お芝居の読解ってテストに出てくる読解と違ってもっと自由なんです。
テストで丸をもらうような、算数のような「唯一の正解」って実はないんです。
あるのは説得力の強い、あるいは弱い解釈だけ。
そもそも読解って何をすることなのか、少し整理してみましょう。
読解というのは、事実として書かれている部分を抜き出し、構造を掴んで、
書かれていない部分を解釈や設定で補っていくという作業がお芝居における読解です。
脚本は小説や漫画より余白がかなりあります。
つまり書かれていない部分がたくさんあるんですね。
なのでまず、脚本に書かれている部分(事実と構造)と書かれていない部分(推論)に分けてみましょう。
じゃあ、書かれていない部分はどうすればいいの?って悩むかもしれません。悩んじゃいますよね。
自由を求めるくせに自由を与えられると不自由になるのが人間です。
大丈夫ですよ。簡単です。
「正解はない」のだから、答えを一つに絞らないことです。
答えを探さない。当てに行かない。
そうではなく、「もっと他にないかな?」「こうは考えられないかな?」と仮説を増やしてみてください。
アドベンチャーゲームみたいに選択肢を並べてみてください。
選択肢を広げて、その中でも「これを演じてみたら面白そう!」とワクワクするものを
お芝居でぜひトライしてみてくださいね。